Repro様は、世界66か国7,300以上のサービスが活用するCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro」を開発・提供されています。プッシュ通知やポップアップなど、顧客データを活用したチャネル横断型のコミュニケーションで企業のマーケティングを支援し、2014年の創業以来成長を続けてきました。新型コロナウイルスの拡大で先の見通しがつきづらくなった中で、予実管理の見える化はより重要な経営課題となり、部門毎の予算作成と管理を適切なタイミングで効率的に実現する方策を探しておられました。そういったタイミングで、「Loglass」を導入いただきました。今回は、導入から運用まで実際にご担当いただいているCorporate Divisionの髙橋様と三木様にお話を伺い、Loglass導入の経緯や運用開始後の効果について語っていただきました。
Corporate Division Division Manager 髙橋 聖羅様
Corporate Division Accounting Team 三木 瑞穂様
髙橋様 私がジョインした時に感じた大きな課題は、20日以上かかっていた月次決算を5日にすること、予実管理の体制も0から構築しなければならないことでした。当時は、攻めの姿勢でコストは使っていこう、という方針だったのですが、そのコストの見積もり方もざっくりでしたし、計画したコストの使用に対する意識も低かったです。そういった中で、予算という概念を伝えていったり、ワークフローを整備したり、月次決算をきちんと締められるようにし、経営に適切な数字を報告できる体制づくりを進めていきました。当時、経営メンバーは適切な数字が見えない中で会社の舵取りをしているような状態だったのではないかと思います。
また、数字に対する責任に当事者意識を持てていないことも課題に感じていました。予算に対する実績が適切なタイミングで、適切な形で見ることができなかったわけなので、そりゃそうだよねという状況でしたし、結果、予算に対する責任が宙に浮いてしまった、という状況ですね。
そんな中で新型コロナウイルスが流行し始めて、先の見通しがつきにくい中で、これからどのようにコスト改革をしていくかという話が出てきました。本格的に社内で予実分析の重要性が説かれていく中で、ある程度の予実情報を全員が見れるような良いツールがないかと思い、リサーチしていました。
その時にLoglassを知り、Reproの社内システム構成との連動性があり、導入までの期間が短かったことも大きな要因でしたが、何より大きかったのはカスタマーサクセスチームが弊社の予実管理の成功にコミットしてくれる心意気を感じることができたため、導入を決めました。
三木様 以前よりも帳票の管理工数が減り、業務が進めやすくなったと感じています。Loglassを入れる前は、スプレッドシートからなかなか離れられなくて、複数のシートを使って予実分析管理していました。財務シートコメント機能が使えるようになったこともあり、先月からはスプレッドシートを使うことも無くなり、すごく見やすくもなっています。
髙橋様 管理工数や業務時間は軽減されましたね。他にも、一番期待していた部門別に予算と実績が見るということは、早々にできるようになって助かりました。始めは経理内で使うツールみたいになっていたのですが、予算No.を設定して会計情報と紐付けたことで、マネジメント層だけでなく、他部門とのコミュニケーションにも使えるようになりました。経理内でスモールスタートをしたものでしたが、今では部長全員にアカウントを発行しており、各部門でどのNo.の予算をどれくらい使ったのか、使わなかったのか、というコミュニケーションができるようになっています。Loglassは会社全体に影響を及ぼすツールの一つとして当社にとって大事なツールといえますね。
髙橋様 クジラのロゴが印象に残りますし、めっちゃ可愛いですよね。あと、私は結構ログラスのメンバーにお会いさせていただいているのですが、みんな話しやすくて、雰囲気のいい人たちが集まっている会社なんだろうなと想像しています。
三木様 ログラスに触ってみて、すごくシンプルで見やすいですし、使いやすくて驚きました。あと、対応してくれる方が本当にいい人ばかりなので、気軽に何でも相談できるのが助かっています。
髙橋様 予実管理をこれから始める場合には間違いなくおすすめしたいプロダクトです。ツール利用料金以上に効果を感じることができると思うので、まずはお話を聞いていただくことをお勧めしたいですね。導入が決まった後は、カスタマーサクセスが常に隣にいるのではないかぐらいのサポートによって、スピード感をもって整備・運用まで持っていけると思います。また、予実管理の責任を請け負う部門が他部門と協力体制を構築しながら、会社の予実管理分析を行うことができるので、効果的に深い分析ができる運用体制を確立していくことが可能だと思います。