エムスリーは、日本の医師の9割にあたる31万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供する東証プライム上場企業です。昨今は、AIを用いた診断ツールの開発、電子カルテ等を活用した医療現場のDX化の推進、疾病の発症前の段階から健康を維持することを目的とした取り組み「ホワイト・ジャック・プロジェクト」の展開など医薬品マーケティング支援に留まらないサービスの拡充、またそれらを複合的に組み合わせ医療疾患課題そのものの解決を推進しています。
年々事業数が増え、事業部門とやり取りする情報量も増えていく中で、属人的でミスの発生しやすい業務を整理し、システム化によって効率的に改善していく必要性が高まりました。また、マネジメント層や事業部門長と業績についてタイムリーなコミュニケーションを図るため、機動的な予実管理を実現したいという思いもありました。
エムスリーの業績管理を行っている経営管理部門では、生産性を高め、より効果的で迅速な経営管理を実現するために、Loglassの導入を決定しました。
エムスリーは、次世代型経営管理クラウド「Loglass」の導入によって、マネジメントの意思決定サポートを以下のようにアップデートすることを目指しています。
エムスリーは各事業部門の部門長までLoglassのアカウントを付与することで、業績の確認・分析における事業部サイドと経営管理部門との連携をより緊密にしていきたいとしています。ログラスは、エムスリーのよりよい経営管理体制の構築を引き続きサポートしてまいります。
今回導入を行った部門では、多数の予算項目の予実管理を個人の経験に依存するような形で共有フォルダと表計算ソフトを駆使して運営していた背景がございました。しかしながら、組織拡大によって管理する項目や関係者が増大し、効率化を図る必要性が出て参りました。Loglassはミニマム活用から習熟するにつれての高度な予実管理など、導入企業のニーズに応じたソリューションを提供してくれますが、一番の決め手は移行後の運用をしている姿がイメージ出来る点でした。過去と現在を管理するだけではなく、未来の予実を見通し、戦略的にLoglassを活用していく考えです。